フォード・デル・レイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/26 13:48 UTC 版)
フォード・デル・レイ Ford Del Rey |
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4ドアセダン(1982年型)
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2ドアクーペ
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概要 | |
製造国 | ![]() |
販売期間 | 1981年 - 1991年 |
ボディ | |
乗車定員 | 5人/6人 |
ボディタイプ | 4ドアセダン 2ドアクーペ 3ドアステーションワゴン |
駆動方式 | FF |
パワートレイン | |
エンジン | 直列4気筒1.6L/1.8L(ガソリン及びエタノール) |
変速機 | 4速MT、3速AT |
系譜 | |
先代 | フォード・コーセル |
後継 | フォード・ベルサイユ |
フォード・デル・レイ(Ford Del Rey)は、アメリカの自動車メーカーであるフォード・モーターのブラジル現地法人が、1981年から1991年まで生産していた乗用車。
概要
発売
1981年に、フォード・モーターのブラジル現地法人が、中型量産車の「コルセル2」のコンポーネンツを使った上位車種として発売を開始した。2ドアクーペと4ドアセダン、3ドアステーションワゴンの3種のボディが用意された。エクステリアデザインは「コルセル2」に似ていたものの、メッキモールを増やし、各エッジを際立たせることで高級感を演出していた。
輸出
1983年に、これまでブラジル法人のトップレインジであったフルサイズ・セダンの「ギャラクシー」と「LTD」の生産が中止されたことで、ブラジル法人のトップレインジとなった。なお、ブラジル法人の独自開発車種であったが、チリやウルグアイ、パラグアイにも輸出されていた。
1991年に生産が中止され、当時ブラジルにおいてフォードと合弁会社を設立していたフォルクスワーゲンのブラジル法人の「フォルクスワーゲン・ド・ブラジル」が生産していた「フォルクスワーゲン・サンタナ」のコンポーネンツを流用した「ヴェルサイユ」が後継車種となった。
ライバル車種
関連項目
固有名詞の分類
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