フォード車のブランドとして
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/13 05:33 UTC 版)
「カロッツェリア・ギア」の記事における「フォード車のブランドとして」の解説
アレッサンドロ・デ・トマソもギア社を収益性のある企業として経営することは困難であり、彼は1970年に自身の持ち株をフォード社に売却した。 1973年からギアの名称はフォード社の主要モデルの高級グレードに付けられるブランド名となった。この命名法はフォードのヨーロッパ向けブランド(グラナダ ギア 、カプリ ギア 、コーティナ ギア、エスコート ギア、フィエスタ ギア、後にシエラ ギア 、オリオン ギア :Orion、スコーピオ ギア、モンデオ ギア、フォーカス ギア)で始まり、続いてブラジルのフォード・デル・レイ ギアに採用されるなど世界中に広まり、特に米国、南アメリカ、オーストラリア市場で使用されることとなる。 しかしながら英国市場のフォード車において実際にギアの名称を使用する割合は徐々に減ってきている。2008年11月時点で僅かにモンデオとギャラクシーのみがギアの名称を使用しており、フィエスタ、C-MAX、クーガやS-MAXの例で分かるように高級グレードには「チタニウム(Titanium)」の名称が付けられるようになってきている。(フィエスタは英国市場でギア・グレードの名称を1977年2月から2008年11月までの31年半に渡る最も長い年月の間途切れることなく使用し続けていた。) 現在、ギア・スタジオは、フォード社の看板の下で様々なコンセプトカーを製作している。
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