開戦と1日目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/15 22:13 UTC 版)
「フエンヒローラの戦い」の記事における「開戦と1日目」の解説
10月14日、フエンヒローラの2マイル南西のラ・カラ・デル・モラルにイギリス艦隊が現れた。イギリス軍が上陸すると、小規模なスペインのパルチザン諸部隊が合流した。ブレイニーは陸軍を率いて海岸沿いに北上し、これに艦隊も並行して移動した。午後2時、イギリス軍がソアイル城に到達し、ブレイニーは守備隊に降伏を勧告した。ムウォコシェヴィチがこれを拒んだため、イギリス艦隊の砲艦が城への砲撃を始めた。 圧倒的不利な状況下でポーランド兵はよく持ちこたえ、逆にザクジェフスキ軍曹らがイギリス艦隊の砲艦を1隻戦闘不能にする戦果を挙げた。防衛側の2門の大砲は軽量で射程が長かったため、残りのイギリス砲艦はその射程外に後退せざるを得なかった。一方ブレイニーは、2隻のフリーゲートの支援砲撃の元で正面突撃を仕掛けたが、歩兵連隊のグラント少佐が戦死するなどして撤退を余儀なくされた。
※この「開戦と1日目」の解説は、「フエンヒローラの戦い」の解説の一部です。
「開戦と1日目」を含む「フエンヒローラの戦い」の記事については、「フエンヒローラの戦い」の概要を参照ください。
- 開戦と1日目のページへのリンク