鑑とは? わかりやすく解説

かがみ【鏡/鑑/×鑒】

読み方:かがみ

人の姿や物の形を映し見る道具古く青銅白銅などの表面水銀に錫(すず)をまぜたものを塗って磨いて作った。形は方円八つ花形などがある。現在のものは、ガラス板の裏面に水銀塗ってある。

(鑑・鑒)人の手本。模範。「人の—」

鏡餅(かがみもち)」の略。

《形が古鏡似ているところから》酒樽のふた。「—を抜く」

鏡物(かがみもの)」の略。

茶碗茶だまりで、丸く一段くぼんでいる部分高麗茶碗によく見られるもので、熊川(コモガイ)茶碗約束事の一。

書類一枚目添える、標題日付作成者などを記載した紙。

[補説] 作品名別項。→鏡

[下接語] 合わせ鏡岩鏡・自惚(うぬぼ)れ鏡・衣紋(えもん)鏡・御(お)鏡・懐中鏡浄玻璃(じょうはり)の鏡・空の鏡智慧(ちえ)の鏡・月の鏡・手鏡共鏡野守(のもり)の鏡・初鏡ビードロ鏡・鬢(びん)鏡・懐鏡・丸鏡・水鏡・八咫(やた)の鏡


かん【鑑】

読み方:かん

常用漢字] [音]カン(呉)(漢) [訓]かんがみる かがみ

反省の資となる前例手本。「殷鑑(いんかん)・亀鑑(きかん)」

資料並べて手本とする書物。「図鑑大鑑年鑑武鑑宝鑑名鑑

よしあし見分ける。よく点検する。「鑑査鑑識鑑賞鑑定鑑別清鑑

身分資格など見分ける証拠。「鑑札印鑑門鑑

[補説] 「鑒」は異体字

名のりあき・あきら・かた・かね・しげ・のり・み・みる


かん【鑑】

読み方:かん

古代中国青銅器の一。春秋時代盛行した深鉢状をした大型のたらいの一種で、一対ないし二対の耳(じ)(取っ手)がつく。沐浴(もくよく)などに使用



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