重松の実家の近所の人たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 09:31 UTC 版)
「黒い雨 (映画)」の記事における「重松の実家の近所の人たち」の解説
池本屋のおばはん - 沢たまき働かずに釣りばかりしている庄吉に愚痴をこぼす。文子に縁談を持ってきてくれるよう好太郎に頼む。いつも歯に衣着せぬ物言いをしている。 池本屋文子(ふみこ) - 立石麻由美福山市のキャバレーで働いており、休みをもらって帰ってきた。詳細は不明だが、恋人か仕事上の関係者のヤクザとトラブルを起こしたらしく、母親に匿ってもらおうとする。 片山 - 小林昭二原爆投下直後の8月7日から2日間、被爆者救助のために広島を訪れたことで残留放射能に二次被爆してしまう。重松の友人。闇屋に関わる仕事をしている。悠一が車を止めようとする発作にタツと共に臨機応変に付き合ってあげる。 岡崎屋タツ - 山田昌息子・悠一が敵襲による発作(後述)を起こすたびに身を挺して覆いかぶさり、「(作戦)成功!」と叫んでその場を収めるのが日課。雑貨屋らしき店を営む。息子が矢須子に好意を持っていると気づき、重松に2人の結婚を申し出た。ちなみに自宅前は、バス停留所となっている。 岡崎屋悠一 - 石田圭祐原作者の短編『遙拝隊長』の主人公から創造された映画オリジナルの登場人物。敵戦車に布団爆弾を持って飛び込む元特攻隊員。家の前の道をエンジン音をさせながらバスなどが通るたびにフラッシュバックを起こし、「敵襲!」と叫んで、ほふく前進しながら布団爆弾に見たてた枕を使って車体下にしかけようとする。普段は自宅の離れで石像を彫っており、穏やかな性格。 庄吉 - 小沢昭一重松の友人。片山と同じく被爆者救助のために原爆投下後に広島に訪れて残留放射能に二次被爆してしまう。その後原爆病にかかり、医者から「力仕事などすると体に良くない」と言われたため近所の池で釣りをするなどのんびり過ごしている。 カネ - 楠トシエ庄吉の妻。 好太郎(こうたろう) - 三木のり平重松の友人。片山と同じく被爆者救助のために原爆投下後に広島に訪れて残留放射能に二次被爆してしまう。矢須子にとって3度目となる縁談話を持ってきたが、数日後相手の家族から断られたことを重松に告げて詫びる。数日後、矢須子に好意を寄せた青乃に頼まれて仲を取り持つ。 るい - 七尾伶子好太郎の妻。
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