配置領域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 03:31 UTC 版)
BMPは、同種の用字をまとめた、いくつかの配置領域に分かれている。ただし、相次ぐ追加・変更により、配置領域による区分の意味は薄れている。(例えば、ラテン文字は1FFF16以下の領域が一杯になってきたので、かつて記号用の領域とされていた2xxx16の領域やCJK用であったAxxx16の領域を使用するようになった。また、互換文字の領域にあるものでも、他の領域に同じような文字がないため、互換文字としては扱わないものもある。例えばU+FA1FやU+FA24など。) 主な配置領域開始終了配置領域名0000 1FFF 一般スクリプト 2000 2DFF 記号 2E00 33FF CJKの表音文字と記号 3400 9FFF CJK統合漢字 A000 A4CF 彝文字 AC00 D7AF ハングル音節 D800 DFFF 代用符号位置 E000 F8FF 私用 F900 FFFD 互換文字と特殊文字 当初基本多言語面は以下のような4つの「領域」に分けられていた。 0000 33FFをアルファベット及び音節文字の用字並びに種々の記号のために使うA領域 3400 9FFFを中国、日本及び韓国の統合された漢字のために使うI領域 A000 DFFFを将来の標準化のために使うO領域 E000 FFFDを私用文字、互換文字と特殊文字の為に使うR領域 しかしながら上記のように例外的な配置が増えてきたため現在基本多言語面で「領域」として定められているのは以下の二つだけである。 D800 DFFFを代用符号位置に使用するS領域 E000 F8FFを私用領域
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