遊牧星人 サイモン星人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 00:07 UTC 版)
「ヤプール人」の記事における「遊牧星人 サイモン星人」の解説
『ウルトラマンA』第52話「明日のエースは君だ!」に登場。 ヤプール人の残党がウルトラマンAに復讐するため、かつて自分たちが侵略したサイモン星人の子供に化けた姿である。「ヤプールから逃れるため」と称して攻撃を受けたふりをして宇宙船を不時着させて地球に降り立ち、子供たちにいじめられていたところをTACに保護される。弱い善良な宇宙人を装い、ヤプールに狙われているように見せかけて子供たちが自分を守るように仕向け、その裏ではジャンボキングを使役して地上を破壊していた。 能力はテレパシーと頭部からのショック光線。地球の言葉は喋らないが、テレパシーを使って北斗星司だけには正体を明かし、挑発する。その最終目的は、地球の子供たちから優しさを奪い、Aを地球上から抹殺することであった。ジャンボキングがAに倒された後、それに先んじてサイモン星人が北斗に射殺される現場を目撃していた子供たちは失望し、ヤプールの目論見通り他者の善意に疑いを抱き始める。北斗は誤解を解くために子供たちの眼前でAに変身し、「優しさを失わないでくれ」という願いを残して光の国への帰還を余儀なくされた。 デザインは井口昭彦が担当した。造形では細身のボディになっているほか、頭が大きくなり、左右で色が異なっていた眼球も白に統一されている。 怪獣図鑑によっては「サイモン星人の子」「サイモン星人の子供」「サイモン星人の子ども」、あるいは「サイモン星人Jr」と表記されている。 上記の通り地球の言葉を発しないので地球人にサイモン星人と名乗ったわけではないが、北斗を含むTAC隊員が姿からサイモン星人と特定し、ヤプールに滅ぼされた遊牧星人と解説している。本物のサイモン星人は劇中未登場。
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