通風器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 20:08 UTC 版)
「国鉄ツ2500形貨車」の記事における「通風器」の解説
積荷である青果物は、アセトアルデヒドやエチレンなどのガスを発生するものや、高温に弱いものが多いため、発生したガスを逃がすために、また日射による車内温度上昇を防ぐために通風器が使用されている。走行時はこの通風器の機能により側面、妻面より外気が取り込まれ通風器より車外へ逃がす構造であった(暖められた空気は軽いため上に行くという利にかなった構造である)。しかし有蓋車として使用する際にはこの機能が災いとなり、雨天時には積荷が濡れやすいという欠点が問題になり始めた。このため通風器に開閉装置を取り付ける工事が、1957年(昭和32年)から1961年(昭和36年)にかけて行われた。この改造工事の際、雨漏りを防止するため通風器の取付方の変更も合わせて行われた。各年度による改造工場と両数は次のとおりである。 1957年(昭和32年度)長野工場 100両 1958年(昭和33年度)盛岡工場 100両、長野工場 100両 1959年(昭和34年度)盛岡工場 100両、長野工場 100両 1960年(昭和35年度)盛岡工場 125両、長野工場 125両 1961年(昭和36年度)盛岡工場 154両、長野工場 180両 合計 1,084両と本車の総数より多くなってしまうが、この両数は計画数のため前半の未消化分を最終年度にて帳尻を合わせたものと考えられる。
※この「通風器」の解説は、「国鉄ツ2500形貨車」の解説の一部です。
「通風器」を含む「国鉄ツ2500形貨車」の記事については、「国鉄ツ2500形貨車」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書から通風器を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- 通風器のページへのリンク