通りの体系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/21 22:51 UTC 版)
アンテロープ・バレーの通りは格子状に体系付けされている。特別の名前が付けられたり、地形のために曲がりくねっていたりしない限り、東西方向の道路はアベニューであり、南北方向の道路は通り(ストリート)である。基本的に完全な格子状であり、交通信号は市民センターの中央制御施設によって管理されている。 東西方向のアベニューは、北から南に1マイル毎に文字が付けられ、ロサンゼルス郡とカーン郡の郡境にあるAアベニューが始まりである。Aアベニューの1マイル南がBアベニューとなっている。主要アベニューの間の小さな道路は1番から15番までの追い番がアルファベットの後に付される。RアベニューとSアベニューの昼間にあるR-8アベニューのように追い番8のアベニューは主要大通りであることがある。 南北方向の通りはディビジョン通りを中心に「東」または「西」が付けられ、数字で名前が付けられている。数字は1マイルごとに10増加するのでディビジョン通りから1マイル東の通りは「東100番通り」となる。5番あるいは15番のような下1桁が5の通りは主要大通りであることがある。 東西方向のアベニューにある住居表示は通りの番号によっている。例えば、「東パームデール・ブールバード2001」は東20番通りの直ぐ東であり、「西M-2アベニュー6066」はM-2アベニューの60番通りの直ぐ西でMアベニューからは1マイルの2/16だけ南にある。 南北方向の通りはロサンゼルス市の中心街から南から北に番地付けされており、アンテロープ・バレーではその差分が1マイルにつき800となる。例えば、パームデール・ブールバードすなわちQ-8アベニューは38400であり、Qアベニューは38800、Pアベニューは39600となる。「東25番通り37200」はSアベニュー角ということになる。 ロサンゼルス郡の標準に拠れば、奇数番地は道路と西と北側にあり、偶数番地は道路の東と南側にある。 Mアベニューはパームデールとランカスターの人口を併せたときの一般境界になっている。Lアベニューは現実に2つの市の長い境界であり、チャレンジャー・ウエィより東は人口が多くない。Mアベニューは2003年に大気圏突入時に分解したスペースシャトル・コロンビアに搭乗した宇宙飛行士の栄誉を称えコロンビア・ウェイと名付けられた。コロンビア・ウェイの北にある東10番通りが1987年にチャレンジャー・ウェイと改名された。これはチャレンジャー号爆発事故で失われた者達を称えるものである。これらシャトルは全てパームデールで製造された。
※この「通りの体系」の解説は、「パームデール」の解説の一部です。
「通りの体系」を含む「パームデール」の記事については、「パームデール」の概要を参照ください。
- 通りの体系のページへのリンク