軍艦の発展とは? わかりやすく解説

軍艦の発展(16~18世紀)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 06:58 UTC 版)

帆船」の記事における「軍艦の発展(1618世紀)」の解説

16世紀に入ると帆船主流キャラベル船キャラック船から海賊から身を守るため大砲大量に積載できるガレオン船に代わっていった軍船同様にガレー船からガレオン船に代わっていったガレオン船船首楼より高い船尾楼を持つことが特徴である。従来竜骨長さ船幅2.5程度だったが、3倍まで船体全長長くなったことも特徴挙げられるガレオン船商船として用いられたが、大量大砲搭載できたことから主に軍艦として用いられた。大航海時代主役ポルトガルとスペインであったが、1588年フランシス・ドレークらが率いイギリス艦隊スペイン無敵艦隊破り状況一変するスペイン大西洋制海権失いイギリス一大海運国として台頭するきっかけとなった17世紀後半から18世紀にかけて、軍艦艦隊組み大火力による艦隊決戦をしばしば行うようになる。この時期行われた有名な海戦としてトラファルガーの海戦1805年)が挙げられる艦隊主力は「戦列艦」と呼ばれる2~3層砲列甲板合計50130門の大砲をもつ艦種であった戦列艦20世紀軍艦における戦艦巡洋艦相当する戦列艦比べ軽快な、1~2層砲列甲板合計2050門の大砲をもつ「フリゲート」と呼ばれる艦種登場してきた。18世紀初頭には従来の「舵取り棒」に代わって操舵輪用いられるようになり、より効率のよい操船可能になった(詳細帆船時代の海戦戦術参照のこと)。

※この「軍艦の発展(16~18世紀)」の解説は、「帆船」の解説の一部です。
「軍艦の発展(16~18世紀)」を含む「帆船」の記事については、「帆船」の概要を参照ください。

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