超古代尖兵怪獣 ゾイガー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 00:42 UTC 版)
「ウルトラマンティガの登場怪獣」の記事における「超古代尖兵怪獣 ゾイガー」の解説
第50話「もっと高く! 〜Take Me Higher!〜」、第51話「暗黒の支配者」、第52話「輝けるものたちへ」に登場。 ニュージーランド沖の超古代都市ルルイエから現れた怪獣でガタノゾーアの尖兵。超高速で飛行し、その飛行速度はガッツウイング1号や2号はおろか、TPCアメリカが開発したガッツウイング1号系統の高速タイプ・ガッツウイングブルートルネードを軽く凌駕するどころか、マキシマを搭載した実験機・スノーホワイトすら追いつけないほど速い。複数体が存在し、口から吐く電撃球で世界各地の都市を破壊する。アメリカに現れた個体は、前述のブルートルネードの1個小隊を全滅させる。 ユザレは「地を焼き払う悪しき翼」と呼ぶ。ホリイによると帰巣本能があるらしい。最初に現れた個体はティガとスノーホワイトの連携によって片方の翼を失い地上に落とされるも、残った翼をもぎ取って戦い、格闘戦ではティガ・スカイタイプを圧倒するが、パワータイプにチェンジ後は終始圧倒され、最後はデラシウム光流で倒される。ルルイエから次々と現れ、そのうち1体はイルマの乗るガッツウイングEX-Jβ号とハヤテの乗るガロワ飛行艇の攻撃によって倒される。残った個体もガタノゾーアの敗北と共に消滅する。 スーツアクター:北岡久貴 元ネタの一つはクトゥルフ神話の邪神。資料によっては、(ガタノトーアと)ロイガーの、特に『ロイガーの復活』が由来・ベースと分析されている。 デザインモチーフはガ。超古代怪獣の共通項である黒い斑点を胸に入れ、羽は有名な昆虫怪獣を意識して極彩色にしている。 第50話から第52話にかけて脚本を担当した小中千昭によると、当初は『複数体のゾイガーが群がってダイブハンガーを襲撃・破壊する』という展開を考えていたが、ダイブハンガーの模型の傷みが激しかったことから、闇がダイブハンガーを覆うシーンをほぼ合成で表現した。小中はこの件について、後の『ガイア』の終盤において行われたエリアル・ベース破壊の展開は、ゾイガーの一件でのリターンマッチの意味も込めていたことを明かしている。 第51話の脚本では、複数体のゾイガーが大阪・新潟・香川をそれぞれ襲撃したことをヤズミが報告する描写が存在した。 第52話の脚本では、ガタノゾーアが倒された後にゾイガーが次々に転落するという描写が存在した。
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