赤十字コラボポスター騒動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 10:10 UTC 版)
「宇崎ちゃんは遊びたい!」の記事における「赤十字コラボポスター騒動」の解説
10月14日、アメリカ人男性が公共の場に貼られていたコラボポスターについて「過度に性的な」側面をTwitter上で問題にしたことから騒動になった。 弁護士の太田啓子は献血PRポスターに写し出された宇崎の大きなバストを指して「なんであえてこういうイラストなのか、もう麻痺してるんでしょうけど公共空間で環境型セクハラしてるようなものですよ」と非難し、日本赤十字社に苦情を出した。弁護士の舟橋和宏は、該当のポスターは環境型セクハラにあたらないという見解を示している。 問題となったポスターは、単行本3巻の表紙をそのまま流用したものであった。 日本赤十字社はJ-CASTの取材に対し、「今回のキャンペーンはあくまでも献血にご協力いただける方へのノベルティとし実施したもので、セクシャルハラスメントという認識は持っておりません」と回答したが、騒動を受け、献血キャンペーン実施に関するガイドラインを制定するに至った。 2020年(令和2年)、丈は関東の赤十字献血キャンペーンで配布するクリアファイルに両面(2ページ)のカラー漫画を提供した。献血事業に協力する理由については「僕が阪神淡路大震災の当時瓦礫の下から助け出された人間だからです 助けられた恩返しがほんの少しできたらと思っただけ 理由はそれだけです」と述べている。弁護士ドットコムの記事のタイトルは『日赤が「宇崎ちゃん」献血コラボきっかけでガイドライン策定、第二弾は漫画仕立てに』というあたかも騒動を受けて第2弾のイラストがガイドラインに沿ったかのような表現がなされているが、丈は「担当編集から特に指示はなかった」と記事に関する質問に対し回答している。 なおこの騒動を巡っては、ポスターに批判的なネットユーザーの一部がSNS上で抗議としての献血拒否の呼びかけを行い、それに対する批判も起きた。漫画評論家の永山薫は、献血拒否の呼びかけはどう考えても暴走であると厳しく批判した。
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