赤十字国際委員会の出先機関における名誉代表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/31 07:44 UTC 版)
「名誉代表」の記事における「赤十字国際委員会の出先機関における名誉代表」の解説
赤十字国際委員会でも各国に定めた駐在事務所に名誉代表を置いている。日本では1954年(昭和29年)から在日朝鮮人の帰還事業にも奔走し、1962年(昭和37年)から日本スイス協会副会長も務め、後に勲二等瑞宝章に叙勲されたスイス人、ハリー・カール・アンクストが就任していたことが知られている。また、赤十字国際委員会駐日事務所をめぐっては、1996年(平成8年)、在ペルー日本大使公邸占拠事件が発生した際、日本国内から被害者への義援金が本来の受付先である日本赤十字社ではなく、赤十字国際委員会駐日事務所にも殺到し、名誉代表のマルコ・A・クリベリが不在であったことから事務が混乱したことが当時報道されたことがある。
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