赤十字病院長を巡って
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 08:28 UTC 版)
明治の末年、当時の陸軍次官石本新六は芳賀を赤十字病院長に推したが、医務局長の森林太郎が激しく抵抗する。森は山縣有朋に働きかけ、さらに桂太郎にも工作する。こうした動きを知った芳賀は文書で森に反撃するが、陸軍大臣寺内正毅は森を支持し、平井政遒が病院長に就任した。この出来事には軍医の人事権を医務局長が保持する背景があった。なお石本は准長州派と言われていた人物である。
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