谷垣健治との協働
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日本のアクション監督谷垣健治とは、95年のTVドラマ『精武門』で谷垣がスタントマンとして現場についた時から共同作業が始まった。以来谷垣はドニー・イェンがアクション監督を担当するドラマや映画の多くに日本人スタントチームを率いてアクション指導として参加、ドニーアクションを多方面から支える人物のひとりである。 彼は「映画に関して教えてくれたのはやっぱりドニー。僕の思想とか映画の作り方とか9割ぐらいはドニーから教わった感じがしますよね」と2012年11月16日23:00~23:50に放送されたNHKBSの番組『地球テレビ エル・ムンド』にて語り、一方のドニーもアクション監督を務めた釈由美子主演『修羅雪姫』特別プレミアム版DVDの特典映像インタビューで、長年にわたり自分を信じバックアップしてくれた「KENJI TANIGAKI-SAN」に感謝を捧げ、「僕の知識を彼に受け継いで欲しい、彼なら将来日本で屈指のアクション監督になれるはず、世界的な活躍も期待できる」と言葉を残している。 ほかにも、幾度となく撮影を共にした下村勇二や大内貴仁 、吉田浩之など、日本や世界の第一線で活躍するアクション監督、スタントコーディネーター、スタントマンで影響を受けた日本人は数多い。 またドニー・イェンがアクション監督をつとめる際のアクションチームには日本のほかに香港中国アメリカ、シンガポールなど多国籍なメンバーが集まり、固定、流動的メンバーに関わらず彼等は「甄家班(イェン・アクションチーム)」と呼ばれる。彼はその中でも最古参であり、ドニーが自ら主演する「燃えよデブゴン TOKYO MISSION(原題:肥龍過江)」(2020年)で監督を谷垣に任せた(詳しい経緯は該当作品項目の「エピソード」を参照)。
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