谷垣グループ「有隣会」の結成
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「宏池会 (谷垣派)」の記事における「谷垣グループ「有隣会」の結成」の解説
2012年10月、旧谷垣派出身議員らが会合を開き、谷垣と川崎を顧問としたグループを立ち上げることを決定。同月31日、「有隣会」を結成した。会の名称は、論語の「徳不孤 必有隣」に由来し、「人間の素直な本性のままに生きる者は、独りにはならない。いつしか同志が集まり必ず隣に人がいるものだ」という意味を持つ。古賀派を離脱した旧谷垣派系議員以外にも、9月の総裁選で谷垣支持を表明していた今村雅弘や棚橋泰文など、無派閥議員も加わった。 報道では谷垣グループと呼ばれることがある。既存派閥のように所属議員を締め付けず、派閥よりも緩やかなグループとして活動する方針であり、他派との重複参加も認められる。また、派閥と異なり木曜日に定期例会を開催するのではなく、水曜日に勉強会を開催している。このため、派閥にこだわらない若手や情報交換を目的とするベテランの受け皿となっており、実際に岸田派の金子原二郎、竹下派の二之湯智など、衆参7人の他派所属議員が参加している。 その後、総選挙後に発足した第2次安倍内閣に谷垣は法務大臣として入閣。2014年9月3日の内閣改造・党役員人事で、幹事長に就任。約2年勤め上げた。また、メンバーである中谷元、遠藤利明、山本公一が、第3次安倍内閣以降、順次入閣している。
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