誕生と進化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 01:01 UTC 版)
この言葉より以前に、テレビ番組の中身の無さを揶揄批判する語として「boob tube」があった(1966年が初出とされる)。ここでいう「tube」は元々真空管全般を表す語で、特にブラウン管、さらにテレビを意味する語である。つまり「おバカ管」である。これに人を表す接尾辞「-er」をつけた「boob tuber」も使われたが、「tuber」が同音異義語で「ジャガイモ」も意味する事に着目し、テレビの前から動かない人達をジャガイモにたとえる事を Tom Iacino が思いつき、カウチポテトの誕生となった(1976年)。これをRobert Armstrongが漫画化した(1982年)。 Armstrongは1983年3月24日付で単語"Couch Potatoes"および自身が描いた「椅子にもたれてテレビを見ている、ジャガイモの形をした人間という空想的表現からなる図柄」を商標登録を申請し、1984年9月11日付で登録された。 この言葉の誕生後、リモコン、コードレス電話、家庭用ビデオデッキ等の普及によりカウチポテト族は「進化」を続け、パソコンの普及によりマウスポテト族という「子供」まで生み出した。
※この「誕生と進化」の解説は、「カウチポテト族」の解説の一部です。
「誕生と進化」を含む「カウチポテト族」の記事については、「カウチポテト族」の概要を参照ください。
- 誕生と進化のページへのリンク