誕生にいたるまで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/07 07:03 UTC 版)
モケケピロピロの誕生は、プレイヤーたちのいわゆる「お大尽アタック」(財力に物を言わせて強引に目的を解決するプレイスタイル)や際立つ知的なプレイングと並ぶ、ソード・ワールドRPGリプレイ第3部のハイライトの一つとなっている。 きっかけはプレイヤーキャラクターの一人であるグイズノーが、このシナリオ『亡者の村に潜む闇』の敵として登場した怪物ワイトの正体と発生理由を突き止めようとして、プレイヤーが行為判定に失敗したことである。ワイトそのものの判定については他のプレイヤーキャラクターが成功していたが、グイズノー(のプレイヤー)が行為判定で1ゾロ(ゲーム用語で、6面サイコロ2個の出目が両方1のゾロ目になること。ソード・ワールドRPGでは判定が自動的に失敗となる)を出し、自らの無知をごまかすためにでっち上げた名前が「モケケピロピロ」であった。なお、ソードワールドRPGのルール上、判定に失敗した場合はそれが1ゾロであっても「判らない」だけであり誤った認識するというようなペナルティはないのだが、賢者が怪物判定に失敗したときに法螺を吹くのはソード・ワールドRPGリプレイの伝統と化している。 グイズノーはそのセッション中数度にわたり「モケケピロピロ」を連呼し、それを面白がった本人と別のプレイヤーキャラクターパラサが「亡者の村」突入後に牛の鳴き声を「もけけけけけけけけ〜」「おきゅきゅきゅきゅ〜」と表現し、アーチーがツッコミを入れ、これによって「なんだかわけのわからない牛のような怪物」モケケピロピロのイメージが誕生することとなった。
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