親友テレカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/07 04:16 UTC 版)
「ザ・ドラえもんズのひみつ道具」の記事における「親友テレカ」の解説
親友テレカ(しんゆうテレカ)は、『親友テレカを手に入れろ!』(ドラえもんズ1巻に収録)をはじめ、ザ・ドラえもんズの映画作品や漫画作品の多くに登場。 テレカの絵柄は金色の背景に、ドラえもんを中心として7人のドラえもんズがV字型に並んでいる(漫画版では序盤の4話だけ絵柄が異なり、「ドラえもんの顔の上半分と“DORAEMONS”の文字」になっている)。ちなみに「親友テレカ」の“テレカ”は“テレホンカード”ではなく“テレパシーカード”の略である。しかし、ゲーム『ドラえもん 友情伝説ザ・ドラえもんズ』ではテレホンカードのような遣い方をしている。 7枚によって構成され、ドラえもんを含めるドラえもんズ全員が所有している。持っていて親友のことを思い浮かべるだけで、いつ、どこでも親友と連絡がとれる。誰かがこの道具でSOSを発射した場合,受け取った他のテレカでは発射した所有者が赤く点滅するようになっている。 漫画や映画では頻繁に登場し、テレカを7人で併せて武器やバリアーとして使用し、その際放出される凄まじいエネルギーで悪役を倒す事が多い。 強力なパワーを持つだけあって、誰もが使いこなせるわけではない(例外としてドラミがドラえもんの代わりに使用したことがある)。手に入れるには過酷な試練を潜り抜けなければならない上、たとえ手に入れても、友情度数(一定以上の友情)が満たなければテレカの力は発揮されない。親友テレカを使うことが許されるのは、ドラえもんズのように不滅の友情と真の勇気を持つ者たちだけである。そのためドラえもんズが手に入れるまでは、実在するかどうかもわからない「伝説の秘密道具」として語り継がれていたものであり、22世紀に発明された道具であるとは断定できない。「ザ・ドラえもんズ スペシャル」では、7人いなくても力が発揮できるが、欠けている分だけ力がもろくなる。 ちなみにテレカの絵柄のドラえもんは現在(体が青色)のドラえもんであり、過去の頃(体が黄色)のドラえもんが持っていたテレカの絵柄にも現在のドラえもんが描かれていた。 ドラえもんズの映画が上映された際、この親友テレカをデザインしたテレホンカード、図書カードが劇場等で販売されていた。 絶交テレカ(ぜっこうテレカ) 『進級テストで危機一髪!?』(スペシャル8巻)に登場。「親友テレカ」の対極に位置するとも言える代物で、これを手してしまうとどんな固い友情も消え去ってしまう、呪われたひみつ道具である。 こちらのテレカの絵柄のドラえもんは過去の頃(体が黄色)のドラえもんである。作中では絶交テレカの効果でドラえもんズが仲間割れになったが、何故かドラえもんだけは正常だった(少なくとも、仲間を思う気持ちが強い者には効果がないと思われる)。最終的には仲間の為に自ら犠牲になろうとしたドラえもんに涙し、その涙によって絶交テレカの呪いが打ち消された。
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