テレホンカード
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テレホンカードは、緑色の公衆電話機専用の磁気カードとして、硬貨の代わりに使用できる、プリペイドカードである。 世界最初の公衆電話用プリペイドカードは、1976年にイタリアで発行された。
注釈
- ^ 投入された硬貨は一旦機内に保留され、通話がつながると、10円硬貨から1枚ずつ金庫に収納される(落ちる)。10円で通話できる秒数を超過すると、新たに10円が収納される。100円硬貨は10円硬貨を使い切ってから金庫に落ち、10円10枚分の秒数通話が維持される。金庫に落ちず保留された状態の硬貨は通話終了後返却口に戻るが、10円分以上の残額があっても釣りは返却されない。100円硬貨だけで掛けた場合、間違い電話をかけてしまった場合など大きく損することもあり、NTTでは、10円硬貨で通話を開始することを推奨している。
- ^ 参考に、2021年10月1日改正時点の1分あたり通話料金は、携帯電話宛は約40円(10円あたり一律15.5秒)“NTT東西、固定電話から携帯への通話料金を値下げ 10月1日から”. itmedia.co.jp (2021年6月22日). 2022年9月21日閲覧。、固定電話宛は100km超え地域へは平日昼間に80円、夜間土日に50円かかる。
- ^ 設置台数の低迷はICテレカが登場した時点では既に携帯電話・PHSが普及し始めていたため、公衆電話の需要が縮小していたこともあり、費用対効果が予想を大きく下回ってしまったこともある。
出典
- ^ a b c 森高千里150万円、ポケモン90万円 誕生40年「今も人気」テレホンカード、産経ニュース、2022年12月23日。
- ^ a b c d e 『昭和55年 写真生活』(2017年、ダイアプレス)p76
- ^ 別冊宝島2611『80年代アイドルcollection』p.93.
- ^ “【Weekly JIK Vol.7】公衆電話は1人5分!日本競輪選手養成所の日常”. morecadence.jp (2020年9月6日). 2020年9月8日閲覧。
- ^ NTT東日本-磁気テレホンカードが使えなくなった
- ^ NTT西日本-テレホンカードが使えなくなった
- ^ ITmediaモバイル:ISO 14443【あいえすおー・いちよんよんよんさん】 ITmedia 2004年6月8日
- ^ a b c 公衆電話、『インフォメーションNTT東日本2022』NTT東日本、2022年11月。
- ^ a b 北川修身、谷口昇二、三浦謙二. “ICカードシステムの市場・技術動向”. 東芝レビュー52巻11号. 2022年8月13日閲覧。
- ^ a b c 宮川 2003, p. 178.
- ^ a b c ローレンス 2007, p. 39.
- ^ 「テレカ収集協会」 とは(テレカ収集協会)(2010年4月29日時点のアーカイブ)
- ^ 交換会のお知らせ(テレカ収集協会)(2009年6月14日時点のアーカイブ)
- ^ “昭和のマストアイテム『テレホンカード』 実用目的以外に高まる“収集”ニーズ 購入者9割は男性”. ラジトピ(ラジオ関西) (2022年6月23日). 2022年6月25日閲覧。
「テレカ」の例文・使い方・用例・文例
- あ、もうテレカがなくなる・・。じゃあ、30分後に。
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