西部構内
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/29 22:59 UTC 版)
「京都大学吉田キャンパス」の記事における「西部構内」の解説
使用研究科:なし 使用附属施設:総合体育館、西部講堂など 交通アクセス:京阪鴨東線出町柳駅から徒歩10分、または京都市営バス京大正門前、百万遍下車。京都市営バスは京都駅、京都河原町駅、今出川駅など京都市内各地から。 所在地:左京区吉田泉殿町 講義室や研究室はなく、スポーツ実習のほかは専ら課外活動に使われる。もともとは1902年、京都高等工芸学校(京都工芸繊維大学の前身の一つ)が設立された際の校地であるが、同校が1928年京都市電東山線(現在の東大路通)拡幅に伴う校地削減を機に現在の松ヶ崎校地に移転したため京都帝大に移管され、西部講堂などが建設された。 西部講堂前にはサークル棟がある。1988年に11月祭事務局などが入っていたサークル棟が全焼しており、残る木造3棟も老朽化のため建て直しの計画が大学当局より提示されていたが、新しい建物の管理方法などを巡って学生側と大学の意見が合わず、懸案となっていた。しかし2000年代に入り両者の交渉が進展した結果、2008年から2009年にかけて構内に鉄筋コンクリート3階建ての新棟が完成、全サークルが移転した。また京都大学生活協同組合の施設(西部会館)が所在するなど福利厚生施設の拠点でもあり、西部食堂に加えて1994年には書籍部が本部構内(時計台地下)から移転してきたため、両者を併せて「ルネ」の愛称で知られている。 入学式、卒業式、学位授与式といった式典は総合体育館で行われていたが、2009年度入学式はみやこメッセで行われた。
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