衛星パンドラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 03:02 UTC 版)
「アバター (2009年の映画)」の記事における「衛星パンドラ」の解説
アルファ・ケンタウリ太陽系の巨大ガス惑星ポリフェマス最大の衛星。地球からの距離は約4.4光年。大きな大陸はなく、火山活動や地熱活動が活発。重力が地球の80%と小さいため、ジェイクに、高度の高い空中から落下しても怪我一つしないというスーパーマンの設定にも似た行動の自由を与えている。しかし、大気圧が増大しているため物体の加速度と必要なエネルギー量は地球よりも負荷が大きい。衛星の大気は、揮発成分(二酸化炭素、キセノン、硫化水素)が多く、地球人は自然呼吸ができない。揮発成分以外の大気組成は地球の大気とあまり変わらず、揮発成分を取り除くフィルターマスク「エグゾパック」を装着して呼吸できる環境としている。ジェイクが新兵と共にパンドラに到着した場面で、上官が「エグゾパック無しだと20秒で意識を失い、4分で死亡する」と説明して装着するよう促している。劇中で、クオリッチ大佐が短時間ながら息を止めた状態でパンドラの大気内で活動する場面が3度あった。前者では気密を保っていたドアを開けっ放しにしたために、その場に居合わせた者達はエグゾパックを装着して慌てて逃げ出している。アバター・フライト・オブ・パッセージでは、沿岸の波は地球よりも遥かに大きいことが示唆されている。
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