衛星バスの例
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DS2000 - 三菱電機 NEXTAR - NEC Eurostar - エアバス・ディフェンス・アンド・スペース社 (旧 EADS アストリアム) Eurostar 1000, 2000, 2000+, 3000などの衛星バスのシリーズを製造 Spacebus - タレス・アレーニア・スペース社 (旧Aerospatiale → Alcatel Space → Alcatel Alenia Space) Spacebus 1000, 2000, 3000, 4000の各衛星バスのシリーズを製造 Boeing 702 - ボーイング社 (旧ヒューズエアクラフト社 HS-376, HS-376HP, HS-393, HS-601, HS-601HPなど) 2012年に702MP(Medium Power)を初打ち上げ、2015年に702SP(Small Platform)がデビュー予定 STARバス - オービタル・サイエンシズ 低周回軌道用のLEOStarシリーズと、静止軌道用のGEOStarシリーズがあり、GEOStarシリーズには大きさにあわせてSTAR-1とSTAR-2、STAR-3バスがある。 Loral 1300 - スペースシステムズ/ロラール(SS/L)社 SSL-1300衛星バスは2015年9月30日に打ち上げられたオーストラリアのSky Muster衛星が同衛星バスとして引き渡された100機目の衛星となった。最初の1300衛星バスは1989年に日本のSUPERBIRD-Aとして打ち上げられた。この衛星の乾燥質量は1,300kgだったのにちなんでこの衛星バスの名前が付けられた。この衛星の発生電力は当時としては最大の3kWだった。当時と比べると現在の1300衛星バスは8倍の発生電力を持ち、寿命も30%長くなり、トランスポンダーを4倍積めるようになっている。SSL-1300衛星バスは、初めて100Vの電圧を使用した衛星で、初めて発生電力が20kWを超えた衛星であり、西側の衛星として初めて電気推進系を採用した衛星バスでもあり、リチウムイオン電池を初めて搭載した衛星バスのひとつとなった。 Lockheed Martin Space Systems A2100 - ロッキード・マーティン社 A2100を開発する前にもシリーズ3000, 4000, 5000, 7000バスを製造(旧マーティン・マリエッタ社とその買収前のGE Astro Space社の時代から製造)。 A2100バスは2003年9月初めの時点で、軌道上での運用時間が累計400年を達成した。A2100バスは商業通信衛星45機以外にも軍用通信衛星AEHF, MUOSでも採用。また、気象衛星GOES-RやGPS-III型としても採用されている。同社の他の衛星バスも含めると、同社の商業通信衛星は101機となり、累計1,000年間以上の軌道上運用を達成した。 Express-1000A、Express-1000H、Express-2000など ロシアのJSC-ISS社の衛星バス インドISROの商業部門であるAntrix社が開発したI-1K(1,000kg級)、I-2K(2,000kg級)、I-3K(3,000kg級)バス 中国のDFH-3(東方紅3号バスと呼ぶ場合もある)、DFH-4バス PROTEUS、MYRIADE フランスが開発した小型衛星バス アルファバス - フランスのタレス・アレーニア・スペースとアストリウム・サテライトが、フランス国立宇宙研究センターと欧州宇宙機関の支援を得て共同開発した。
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