MUOS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/17 02:57 UTC 版)
「アメリカ軍の衛星通信」の記事における「MUOS」の解説
MUOS (Mobile User Objective System)は、UFO(UHF Follow-On)の後継として米海軍が開発中の衛星通信システムである。 MUOSは、前任者と同様にUHF帯を使用するが、そのアクセス方式としては、第三世代携帯電話で採用されているのと同じW-CDMA (Wideband Code Division Multiple Access) 技術を採用している。この衛星システムは、UFOと同様にナローバンド(64 kbps以下)の通信を担当するが、従来のUFO衛星の10倍とも言われる通信性能を備えている。 MUOS衛星は5機(予備1機を含む)の配備が計画されており、2012年2月より打ち上げを開始して、2014年までには4機の衛星による運用が行われる予定である。ロッキード・マーチン社が主契約者であり、ボーイング社がペイロードを、ハリス社が大型アンテナを担当している。
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