衛星通信システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/03 13:56 UTC 版)
「中国人民解放軍海軍のC4ISRシステム」の記事における「衛星通信システム」の解説
中国軍は、作戦術レベルのC4Iシステムとして、995計画のもとでクディアン(Qu Dian)システムの構築を進めている。2007年9月には、同システムの動作確認目的で、内蒙古北部の朱日和(Zhurihe)演習場で参加兵力2,000名の "North Sword 0709" 演習を実施した。 クディアン・システムにおいては、烽火1号(FH-1)衛星による衛星通信が通信基盤として用いられる。烽火1号衛星は2000年1月より打ち上げを開始したもので、CバンドとUHFのトランスポンダを搭載している。これに対応し、中国海軍の大型洋上艦においては、イギリス製のSNTI-240 SHF衛星通信装置が搭載される例がある。 また、より小型の中星(Zhongxing)通信衛星の配備も進められている。これらは烽火衛星よりも小型である。
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