行為に関するもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 07:50 UTC 版)
「ヴァイオレイション」の記事における「行為に関するもの」の解説
アウトオブバウンズ ボールを保持しているプレーヤー又はボールが境界線(サイドライン、エンドライン)を超え、もしくは境界線の外にある物に触れたとき。 適正でないドリブル(ダブルドリブル(英語版)、イリーガルドリブル) 一連のドリブルを終えた後に再び新たなドリブルを行い(ダブルドリブル)、もしくはドリブル中に完全に手で支え持つ状態になっていると判断された(イリーガルドリブル)とき。 なお、ドリブルの終了とはドリブラーの両手がボールに触れたときまたは片手もしくは両手でボールを支え持ったときである。 また、ファンブル(ボールを持ち損なうこと)はドリブルとはみなされない。 詳細は「ドリブル (バスケットボール)」を参照。 トラベリング(英語版) ボールを持ったまま3歩を超えて歩いたり、止まった状態でピボットフットを当初の位置から動かしたとき。 ドリブルを始める際にはピボットフットが床から離れる前にボールを手から離さなければならないため、ボールを持ったままピボットフットが床から離れたときは、ドリブルを開始することはできず、3歩以内にパス、もしくはショットしなければならない。 なお、ピボットフットとは、ボールを保持した状態で身体を動かす際に支点となる足のことである。両足が床に降りた状態でボールを保持、または空中でボールを保持し両足同時に床に降りて停止した場合はどちらの足でもよく、その後最初に上げた足の他方の足がピボットフットになり、空中でボールを保持して片足で床に降りたり片足を床についてボールを保持して停止した場合は最初に床に降りた足がピボットフットとなる。 キックボール 故意に足または腿でボールを蹴ったり止めたとき。ボールを拳で殴る行為もキックボールとして扱われる。 ただし、偶然に当たったと判断された場合はバイオレーションにはならない。 バックコートバイオレーション チームでコントロールしているボールをフロントコートへ進め、もしくはフロントコートにおいてボールをスティールした後、そのチームのプレーヤーがボールをバックコートにいる味方のプレーヤーにパスし、もしくはボールをコントロールしてフロントコートからバックコートにドリブル等で持ち込んだとき。 ただし、フロントコートにいるプレーヤーが味方からのパスをジャンプして空中においてキャッチし、バックコートへ着地した場合は、バックコートバイオレーションにはならない。 ゴールテンディング ショットされたボールが放物線の一番高いところから落ち始めた後、全体がリングより高いところにある間にプレーヤーが、そのボールに触れたとき。 インタフェアレンス ショットされたボールがリング上にある場合に、次のことをしたとき、インタフェアレンスとなる。なお、2005年のルール改正前までは「バスケットインターフェア」と呼ばれていた。プレーヤーがバスケットやバックボード(英語版)に触れる。 ゴールのリングの下から手を入れてボールに触れる。 ショットのボールがバスケットの中にある間にディフェンスのプレーヤーがボールやバスケットに触れる。 ショットされたボールが空中にある間にディフェンスのプレーヤーがバックボードやリングをたたいたり振動させてボールがバスケットにはいるのを妨げる。 ジャンプボールにおけるバイオレーション ジャンプボールにおいて、次に掲げる行為を行ったときは、バイオレーションになる。トスが最高点に達する前にタップしたとき。 ボールがタップされる前に、ジャンパーがサークル外へ出たとき。 トスボールあるいは、タップされたボールが床、リング、バックボード、ジャンパー以外の8名の選手に触れる前にジャンパーがキャッチしたとき。 ジャンパーが2回を超えてタップしたとき。(3回以上のタップ) タップされる前にサークル内へジャンパー以外のプレーヤーが入ったとき。
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