行為のエスカレート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 23:44 UTC 版)
「ガートルード・バニシェフスキー」の記事における「行為のエスカレート」の解説
1965年8月にフィリス、レイモンド・ヴァーミリオン夫妻はバニシェフスキー家の隣に引越してくると、すぐにシルヴィアが虐待され暴力を振るわれていることに気づいたが、当局へ通報しようとはしなかった。 その頃、シルヴィアは高校で体操服を盗んだ。彼女は体操服を購入する費用をガートルードから貰えなかったために体操服が購入できず、このままでは体育の授業に参加できなかったのが原因であった。しかし、体操服をガートルードに発見されると、シルヴィアは暴行され、窃盗を自白させられて、煙草の火を押し付けられた。なお、煙草の火を押し付けるのはその後のガートルードの習慣となった。それ以降、ガートルードはシルヴィアを学校へ行かせなくなり、それから間もなく、再びシルヴィアを淫売と罵るようになった。さらに、ガートルードはクラスメートや近所の若者達の前で、強制的に下着を脱がせてストリップさせた。シルヴィアは涙を流しながらぎこちないストリップを行ったという。その後、ガートルードはシルヴィアの膣にコカコーラの瓶を強引に挿入したりした。 なお、シルヴィア・ライケンスへの拷問は、非常に多くの性的要素を含んでおり、"性交渉なき性犯罪(sexless sex crime.)"と言えるものであった。シルヴィアは、ガートルードに性器を繰り返し蹴られ、クラスメートや近所の若者の前で全裸にさせられ、膣にボトルを挿入されているが、ガートルードがレズビアンとしてシルヴィアを嬲った根拠は報告されておらず、また、拷問に参加したいずれの若い男も、レイプやフェラチオを彼女に強いなかったと考えられている。これは通例から考えると不可解なことであるが、おそらくコイ・ハバードがシルヴィアを強姦することでステファニーに浮気を疑われるのを恐れたのと、拷問に参加した若者たちは、 "彼女が本当に淫売で、性交により性病をうつされると信じていた" のではないかと推測されている。
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