行われた主な調査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/02 11:04 UTC 版)
「旧加悦町役場庁舎」の記事における「行われた主な調査」の解説
地盤等調査地質の構成の調査。また、共振現象も調べられた。 文化財的調査旧庁舎の歴史的であり、文化的なおかつ意匠的な価値を調査した。これらの価値を損なわない耐震補強と修理方法とした。 木部の劣化調査腐朽並びに蟻害による部材の劣化状況を把握した。今後の腐朽並びに蟻害について維持管理に役立てるための分析も行った。 木部調査柱や梁の樹種や含有率から木部の強度を推定した。木部の健全度を調べ、構造解析の資料にした。 構造詳細調査結果を耐震診断や耐震設計に反映させるための骨格の構造軸組とそれらの接合状況を調査し、現状詳細図等を作成した。 防耐火調査火災発生時の被害を最小にするための方法を検討した。 各部の調査上述の調査のほか、基礎や土台、小屋組、外壁、内壁、柱、梁なども詳細に調べられた。モルタルや漆喰で塗りこめられている部分もはがす範囲を最小限にとどめつつ一部、内部を確認した。 耐震補強設計構造計算法(限界耐力計算)を用いて、現状の耐震性能を把握した。そのうえで、不足分を補う方法を検討し、補強案にて再度計算を行い、補強方法を決定した。
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