虫憑きの種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 14:24 UTC 版)
名称説明分離型“大喰い”ことエルビオレーネによって生み出される。 常に虫憑きと虫が離れている。実体があり、虫本体が攻撃する種類が多く、中には複数の虫を操る者や虫自体を得物として装備する珍しいタイプの者もいる。 憑かれた虫憑きは、感情的でお人好しな性格の人間が多い。 虫憑きの中では最も数が多い。それゆえ能力の強さにもバラつきが大きい。 特殊型“浸父”ことディオレストイによって生み出される。 実体がなく、基本的には媒体そのものが虫の体を構成し、それを操る。自然・精神系の力を操るものが多い。一定の領域内で凄まじい力を発揮することができる。比較的数が少ない希少な虫憑き。 特に力の強いものは領域を拡大化することで隔離空間を生み出すことができる。 憑かれた虫憑きは、歪んだ性格の人間や精神の偏った人間が多い。 前述の通り虫に実体がないため、物理的な攻撃手段しか持たないものは特殊型の虫憑きを欠落者にすることができないという特徴を持つ。 同化型“三匹目”ことアリア・ヴァレィによって生み出される。 道具や虫憑き自身と同化して力を発揮する。同化した虫憑きは身体能力が飛躍的に上昇し、道具には何らかの能力が追加されたり、強化される。 憑かれた虫憑きは、裏表が激しく本心を見せない、自分の守るべきもの以外には容赦がない性格の人間が多い。 発見例が極めて少なく、登場人物中でも五人しか確認されていない最も希少な虫憑き。そのためか、同化型はほぼ全てが非常に強力な虫憑きであり、他二種類とは別格扱いされることが多い。また、同化型の虫憑きになる瞬間にその人間の身体は虫と肉体が適合しやすいものに作り替えられる。そのため、肉体に損傷を受けていた者の傷は治り、病に冒されていた者はなんらかのエラーが生じる可能性がある。 同化型の虫憑きは能力的にも性格的にも従えることが困難であるため危険視されており、“始まりの三匹”を半ば以上黙認している中央本部も、アリア・ヴァレィだけは執拗に行方を探し殲滅しようとしている。
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