ごう‐がい〔ガウグワイ〕【号外】
号外
号外
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/07/17 16:41 UTC 版)
号外（ごうがい、Newspaper Extra）とは、突発的な事件、事故、災害やスポーツの試合結果など、世間の関心度が高いと判断されるニュースを逸早く伝えるために、街頭で販売または配布される新聞である。
注釈
- ^ 大阪府における例をいくつか挙げると、1994年9月4日の関西国際空港開港、2003年10月7日のなんばパークス開業、2008年4月9日のくいだおれ閉店発表などがある。
- ^ 江沢民は2022年11月30日に、公式に訃報が発表された。
- ^ 正確なタイトルは、2002年大会版は『朝日新聞 ワールドカップ速報号外集 2002年6月』、2006年大会版は『朝日新聞 2006年6月→7月 ワールドカップ ドイツ大会 速報号外集』。
- ^ 主な媒体は北海道が『道新スポーツ』、宮城県が『河北新報』、愛知県が『中日スポーツ』、京阪神が全国紙系スポーツ紙と『デイリースポーツ』、広島県が『中國新聞』、福岡県が『西日本スポーツ』。
- ^ 例として、2010年6月25日、サッカーW杯南アフリカ大会で日本代表が決勝トーナメント進出を報じた朝日新聞号外のケースや、NPB関連の優勝号外ではスポーツ紙系の場合商業施設における優勝記念セールの広告を載せるケースがある。
- ^ 参考例（1983年ごろの右より朝日・読売・毎日。このように、プロ野球ナイターの途中経過しか掲載できなかった本編を補完する意味で、その試合の結果を印刷した号外を織り込んでいる）
- ^ 国立国会図書館デジタルコレクションにて公開されている[23]。
- ^ 『岩手日報』・『京都新聞』・『信濃毎日新聞』・『愛媛新聞』・『沖縄タイムス』・『琉球新報』の6紙（2020年3月11日の特別紙面）
- ^ 『スポーツ報知』の中部支社版、『日刊スポーツ』沖縄版、『新報スポニチ（『スポーツニッポン』沖縄版）などは、即売特別版を発行せず休刊となる。それ以外においても輸送事情の関係で即売特別号が発売されない地域がある。1月2日は全国的に即売特別版も発行せず完全休刊となる。
出典
- ^ a b c d e f 号外コレクター・羽島知之さんが選ぶ「後世に残したい貴重な号外6選」、東洋大学、2019年2月22日。
- ^ 『週刊現代Special』2018年5月11日増刊号、67頁。
- ^ 「村上春樹さんにノーベル賞」と一時掲載 産経新聞、朝日新聞デジタル、2013年10月10日22時22分。
- ^ 朝日新聞社 会社案内 スポーツ推進プロジェクト（2016年9月3日閲覧）
- ^ 3月の話題 ヴィトーリアからモアへ ホーム17試合熱闘の記録2月27日（金）柏レイソル号外集発行、朝日れすか、2015年。
- ^ 2016柏レイソル速報号外集、朝日スポーツキッズ、2016年。
- ^ 昼夜2度!ダブル号外発行 - ウェイバックマシン（2005年1月1日アーカイブ分） - スポーツニッポン（2001年12月2日）
- ^ “「福井新聞」トレンドに 北陸新幹線1番列車発車を各駅で号外速報「もはや実況」「落ち着いて」”. 日刊スポーツ (2024年3月16日). 2024年3月16日閲覧。
- ^ 新聞の号外って誰が配っているの?（Excite Bit コネタ） - エキサイトニュース、2006年10月22日
- ^ a b 『日本新聞通史 四訂版』pp.313 - 314
- ^ ◆ことばの話868「特別号外」、道浦俊彦の平成ことば事情、2002年10月10日。
- ^ 毎日新聞紙面検索・ヘルプ
- ^ 『日本新聞通史 四訂版』p.39
- ^ a b 『日本新聞通史 四訂版』p.119
- ^ 『時事新報』1894年7月25日
- ^ 『日本新聞通史 四訂版』pp.171 - 172
- ^ 『日本新聞通史 四訂版』p.173
- ^ 『日本新聞通史 四訂版』p.189
- ^ 鈴の音で非常時を売る号外屋『東京日日新聞』昭和11年3月11日（『昭和ニュース事典第5巻 昭和10年-昭和11年』本編p336 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年）
- ^ 『日本新聞通史 四訂版』p.207
- ^ a b c 『日本新聞通史 四訂版』p.313
- ^ 『日本新聞通史 四訂版』p.343
- ^ 『石巻日日新聞（号外）【全号まとめ】』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ “社屋被災で手書き、壁新聞を米で永久保存”. 読売新聞. (2011年4月17日) 2011年9月26日閲覧。
- ^ “石巻日日新聞：手書きの壁新聞に国際協会が特別賞”. 毎日新聞. (2011年9月26日) 2011年9月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g 東京オリンピック開催決定後に発行された「号外」の全容とは?、『宣伝会議』2013年11月号。
- ^ 東京五輪決定特別号外、新聞広告データアーカイブ。
- ^ 新元号「令和」、読売が号外103万部。沖縄で初めて配布、文化通信、2019年4月8日。
- ^ 新元号の朝日新聞号外、約130カ所で計20万部配布、朝日新聞デジタル、2019年4月1日。
- ^ 朝日新聞社、号外20万部 新元号「令和」、朝日新聞デジタル、2019年4月2日。
- ^ “「令和」号外に熱狂 ネット全盛に「確かな証求めた」”. THE SANKEI NEWS. 産経新聞社 (2019年4月3日). 2019年12月17日閲覧。
- ^ “柔道女子78キロ超級 素根選手金 久留米市が広報紙号外 1953年の創刊以来初 ／福岡”. 毎日新聞. 毎日新聞社 (2021年8月3日). 2021年8月9日閲覧。
- ^ “本紙メダル号外 名古屋で展示 来月8日まで”. 読売新聞オンライン. 読売新聞社 (2021年7月26日). 2021年8月9日閲覧。
- ^ “号外「喜友名金」6千部発行 琉球新報本社などで配布”. 琉球新報DIGITAL. 琉球新報社 (2021年8月7日). 2021年8月9日閲覧。
- ^ [1]
- ^ 『新聞協会報』2006年10月17日、日本新聞協会
- ^ 東日本大震災から8年 岩手の新聞社が広島で「号外」 - テレビ新広島（2019年3月11日）
- ^ 岩手日報の特別号外を京都新聞社で配布 東日本大震災の発生日に合わせ - 京都新聞（2020年3月11日）
- ^ 今年も特別号外 震災の記憶風化に歯止めを（愛媛県） - 南海放送（2020年3月11日）
- ^ 岩手日報が東京などで特別号外 復興の現状、災害備え呼び掛け - 共同通信（2019年3月11日）
- ^ 東日本大震災8年 松山市で特別号外配布（愛媛県） - 南海放送（2019年3月11日）
- ^ 東日本大震災から9年 教訓、今の現状を… 台風で被災した長野市で岩手日報が『特別号外』 - 長野放送（2020年3月11日）
- ^ 被災地から支援への感謝と今を伝える 岩手日報が特別号外配布 きょう正午から那覇市内で - 琉球新報（2020年3月11日）
- ^ 号外一覧、中日新聞Web - 2021年12月9日閲覧。
- ^ 電子版号外（PDF号外）、信濃毎日新聞 - 2021年11月5日閲覧。
- ^ 号外、北日本新聞webunプラス - 2024年3月11日閲覧。
- ^ 2022年4月12日付 千葉日報 9面
- ^ 学術図書出版 大空社 【号外 1868〜1995】、大空社（2015年11月16日閲覧）
- ^ セット商品、読売プラス - 2021年11月5日閲覧。
- ^ ＜お知らせ＞「朝日新聞号外選 1879年〜1998年」、朝日新聞デジタル、2015年5月20日 5時0分。
- ^ ASA富田林中央通信 2019年3月号、ASA富田林中央、2019年3月1日発行。
- ^ 日刊スポーツ号外 - プリントサービス一覧、日刊スポーツ - 2021年11月5日閲覧。
- ^ “ヘリから救援物資投下、電話で許可 国交省が申請簡素化”. 日本経済新聞 (2011年3月18日). 2023年12月9日閲覧。
- ^ 日外アソシエーツ編集部編 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年、139頁。ISBN 9784816922749。
- ^ アイドルスポーツとの融合! ももクロ、『MomocloMania2019 -ROAD TO 2020- 史上最大のプレ開会式』が大盛況で幕 - M-ON! Press 2019年8月5日
- ^ ソフトバンクの奇策 広告で「新聞号外」 - J-CASTニュース、2006年10月24日
- ^ 新元号「令和」の「号外ハイチュウ」無料配布、製造は“おかしプリント”で/森永製菓、食品産業新聞社ニュースWEB、『食品産業新聞』2019年4月4日号。
- ^ 「首都機能崩壊!」でパトレイバー出動、広告号外を配布、産経ニュース、2015年4月21日 20:28更新。
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