虐待の様子を家族が撮影
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 13:47 UTC 版)
「そんぽの家」の記事における「虐待の様子を家族が撮影」の解説
2015年6月に、施設に入所している女性の長男が隠しカメラで虐待の様子を撮影した。虐待は2年前から日常的に行われていたという。読売報道によると長男は「今年4月頃から体の痛みを訴え始め、施設に何度も相談したのに改善されなかった」と憤った。NHKの取材に対して長男は「施設側は撮影するまで母親や自分たちの訴えに取り合わなかった」と答えた。 男性が日刊スポーツに音声と映像を提供して語ったところによると、異変に気づいたのは約3年前で、母が暴行を受けたと訴えておびえていたため室内にICレコーダーを設置。暴行の記録音声を基に施設へ改善を訴えたが、施設幹部から相手にされなかった。川崎市へ報告したが「音声だけでは証拠にならない」と言われたので動画の撮影へ踏み切ったと取材に答えた。 一般論として介護施設において認知症の入居者が職員に暴力を振るうことがあるのは確かだが、アミーユは、契約時の重要事項説明書の中で「施設からの契約解除」として「共同生活の秩序を著しく乱し、他の入居者に迷惑をかける恐れがあるとき。」と記載されているので認知症のため暴力的な振る舞いをすると判っているなら他の入居者に迷惑をかける恐れがあるから入居契約を解除することは可能である。問題の動画(川崎ホーム職員の暴行暴言 入所者家族が隠しカメラ)を確認すると、職員は暴言を吐き、認知症ではあっても職員に暴力を振るったわけではない女性入居者に対して職員が音がするほどに頭を殴っている。また入居者を引きずってベッドに放り投げる、ナースコールを押すと爆発すると嘘を付く場面も映っている。そのため撮影された職員らの行動は、認知症の女性が暴力を振るってきたためつい身を守ってしまった、のような性質のものではない。
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