落選造反議員の参議院選挙出馬を巡る復党とは? わかりやすく解説

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落選造反議員の参議院選挙出馬を巡る復党

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/22 05:51 UTC 版)

郵政造反組復党問題」の記事における「落選造反議員の参議院選挙出馬を巡る復党」の解説

落選した造反組に関しては、「所信表明支持する投票行動をしていない」ことなどを理由当面見送られることになったが、2007年2月、大分1区自民党議員だった衛藤晟一7月第21回参議院議員通常選挙比例区からの立候補要望し衛藤政策距離が近い安倍首相復党させる意向示しており、中川秀直幹事長当初難色示したが「安倍首相と同じ考え方方向性を持つ人、現在どのような立場の方でも結集してもらわなければならない」として最終的に復党容認した。これにより落選した他の造反組復党される見込み報じられている。 3月9日自民党党紀委員会衛藤晟一復党賛成10票、反対7票という異例多数決認めた党紀委員会では郵政民営化反対して落選した衆院議員は他にもおり、衛藤前議員のみに復党認めるのは一貫性にかけるという意見前回復党内閣支持率低下したことなどから反対意見出た。 だが、この復党については、比例区選挙において大分で衛藤支持していた層を取り込もう考えている公明党から反発の声があがった。そのため、衛藤は大分の事務所閉鎖後援会活動停止要求させられ事務所東京に移すことになったまた、岐阜4区自民党議員だった藤井孝男参議院岐阜県選挙区鞍替え表明現職議員以外の復党参院選終了後まで認めないという党の方針決定され結局藤井無所属自民党推薦受けて出馬することとなった同じく参院選立候補する衛藤晟一復党認められているため、藤井への処遇との整合性党内から批判出た2人区の岐阜県選挙区当初2007年改選自民議員大野つや子がいたため、自民党岐阜県連は大野公認候補とし藤井推薦候補としようとしたが、同士討ち予想されたため大野反発大野2007年改選引退を表明したため岐阜県選挙区では与党藤井一本化された。 2007年参院選自民が大惨敗した中、衛藤晟一藤井孝男当選果たした9月7日藤井復党した。しかし、この「年金問題」「政治とカネ」が主要因となった支持率低下は「復党問題から始まった」ともいえる。 第168回国会にて民主党郵政民営化凍結法案提出すると、衛藤晟一参議院本会議反対票を投じることなく採決棄権した。またも衛藤党の方針に従わなかったため、自民党参議院議員会長尾辻秀久衛藤厳重注意処分とした。

※この「落選造反議員の参議院選挙出馬を巡る復党」の解説は、「郵政造反組復党問題」の解説の一部です。
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