荒勝文策
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荒勝 文策(あらかつ ぶんさく、1890年3月25日 - 1973年6月25日)は、日本の物理学者。専門は原子核物理学。京都大学名誉教授。理化学研究所の仁科芳雄、大阪帝国大学の菊池正士と共に、日本を代表する原子核物理学者であった。戦時下には大日本帝国海軍のF研究の主要人物として日本の原子爆弾開発に関わった。紫綬褒章、従三位勲二等旭日重光章受章。兵庫県印南郡的形村(現姫路市的形町)出身。
- ^ a b c d 竹腰秀邦. “台北帝国大学と京都大学における初期の加速器開発と原子核物理学研究(前編)”. 日本加速器学会誌「加速器」Vol.3,No.4,2006. 2020年10月16日閲覧。
- ^ a b c d 千葉紀和 (2015年6月26日). “荒勝京大元教授:広島原爆、断定の原本…遺品から発見”. ニュースサイト「毎日新聞」. 2015年6月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月27日閲覧。
- ^ 『昭和史の天皇 4』(1968年、読売新聞社。のち『昭和史の天皇 原爆投下』として角川文庫に収録〈1988年〉)。
- ^ 日経ネット関西 「湯川秀樹の遺伝子」(1)(2)(2008年1月)
- ^ 日経ネット関西「秘史日本の原爆研究」(2)(2008年8月11日)
- ^ a b 「荒勝文策氏:日誌に「原子核研究、芽つまれた」 サイクロトロン、GHQが破壊」『毎日新聞(西部朝刊)』、2015年6月26日。2015年6月27日閲覧。オリジナルの2015年6月27日時点におけるアーカイブ。
- ^ 日経ネット関西 「湯川秀樹の遺伝子」(7)(2008年3月10日)
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