若返りの水
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/10 04:59 UTC 版)
扶餘扶蘇山落花岩の下にある皐蘭寺の岩間から湧き出てくる霊水(皐蘭薬水)には、一杯で三年若返ると言われており、生まれたばかりの赤ん坊になったお爺さんの伝説が伝わってきている。 遠い昔のこと、所夫里(ソブリ)のある村に仲睦まじい老夫婦が暮らしていたが、老いるまで子がなくて、お婆さんは常々取り戻すことのできない歳月を嘆いており、もう一度、回春して子どもを持つことを訴え望んだ。 そんな或る日、お婆さんは日山(일산; イルサン、金城山(금성산); クムソンサン)の道士から扶蘇山の川辺の皐蘭寺の岩には皐蘭草の柔らかい露と岩から滲み出る霊水に驚くべき効き目があるという言葉を聞き、その次の日の明け方、夫を送り出し、その霊水を飲むように言った。ところが、お爺さんが夜になっても帰ってこないと、すぐに、次の日、早く霊水の所に探しに行ってみると、お爺さんはおらず、どういうわけか、生まれたばかりの赤ん坊が夫の服をまとって寝ており、ギョッと驚いた。 お婆さんは「あっ!」と言った。道士が一杯飲んだら三年若くなるという言葉を夫に知らせてあげていなかったことを後悔しながら、産まれたばかりの赤ん坊を抱いて家に帰ってきて大事に育て上げたところ、後にこのお爺さんは国に大きな功を立てて、百済時代最高の位である佐平に昇ったという。
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若返りの水(わかがえりのみず)
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浴びると若返る伝説の泉の水。身体年齢が実年齢の三分の二程度まで退行するほか、記憶までその年齢当時のものとなる。効果は約半日程度。
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