自民党の動き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 08:24 UTC 版)
「国立競技場の建て替え」の記事における「自民党の動き」の解説
党行革本部の「無駄撲滅プロジェクトチーム」(座長:河野太郎)は建設計画の内容を審議し、2013年11 - 12月に文科省やJSCなどへ、翌2014年9月25日 から建築関係者へ、ヒアリングを実施した。 総裁特別補佐の萩生田光一は2015年6月までに、(1社に任せるのではなく)工区を分けて発注できなかったのかなどと述べた。 2015年7月 6日 - 後藤田正純が計画見直しを訴えたことが報じられた(数日後に代替案も発表)。 8日 - 菅義偉官房長官が、このデザインの提示によって、IOC総会で東京が五輪開催を勝ち取った経緯もあると、ザハ案の維持をアピールした。 10日 - 安倍晋三首相からはこれまで特に発言はなかったが、衆院平和安全法制特別委員会にて民主党の辻元清美からの質問に対し、「民主党政権時代にザハ案でいくということが決まり、五輪を誘致することが決まった」等と述べ 高額であると初めて認めた上、国際コンペをやり直したとしてもラグビーW杯にも五輪にも間に合わないとの考えを示した。 10日 - 下村文科相はデザイン選考の在り方(田中眞紀子文科相の2012年11月に決定)の検証を示唆し、審査委員長だった安藤忠雄について「何らかの形で発言してほしい」と述べた(安藤は16日に会見を開いた)。 15日 - 政府が新国立の建設計画を見直す方向であるという情報が夜、浮上した。この日は、自民党など与党が「安全保障関連法案」の採決を衆院特別委員会で実施し可決に至った(翌16日に衆院で可決)。 16日 - 党の若手ら約70人の議員が、建設計画見直しの勉強会を発足。 17日 - 安倍首相が、「現在の計画を白紙に戻す」と決断したと表明。 2015年8月 28日 - 河野太郎行革本部長が、同日発表の新整備計画に関して、将来招致する(できる)か不明のサッカーW杯にコストを増やすこと(最大8万席規模)を疑問視した。
※この「自民党の動き」の解説は、「国立競技場の建て替え」の解説の一部です。
「自民党の動き」を含む「国立競技場の建て替え」の記事については、「国立競技場の建て替え」の概要を参照ください。
- 自民党の動きのページへのリンク