自民党の反応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 08:48 UTC 版)
野次は「自民党議員席から聞こえた」という証言が複数の会派からあり、みんなの党TOKYOの幹部が自民党東京議連に抗議を行った。しかし自民幹部は「確認できていない」と取り合わず、自民党東京議連も当初発言者の特定に動かなかった。自民・議会運営委員長の吉原修も「(やじは)聞いていない」「(各)会派の中で品位のない発言をしないよう確認すればいいのでは」と述べるに留まった。 しかし後に、国務大臣や永田町の党本部からも、下記のような批判の声が相次いだ。 田村憲久(厚生労働大臣)「議員(本人)も、報道を見た人も心が傷つく言葉。断じて許されない」 太田昭宏(国土交通大臣)「極めてひどい発言。ワークライフバランスや女性の尊重という点で、配慮を当然するべきだ。ヤジは何でもしていいものではない。品格や人間としての道を踏まえなくてはいけない」 野田聖子(総務会長)「とても不愉快だ。成長戦略の一丁目一番地は女性の活躍だ。仮に自民党議員のヤジであれば、安倍晋三首相の成長戦略を否定しかねない発言だ」 自由民主党幹事長の石破茂は、讀賣テレビ放送『ウェークアップ!ぷらす』出演の中で「誰であれ『自分でした』と言ってお詫びすべきだ。仮に我が党であったとすれば、党としてお詫びをしなければいけない。大変申し訳ない」と、発言者が自ら名乗り出る事を促した。
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