自民党による民放キー局への報道圧力
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「ニューズ・オプエド」の記事における「自民党による民放キー局への報道圧力」の解説
2014年11月26日にノーボーダのニュースサイトにて「【衝撃スクープ】安倍政権が在京キー局に報道圧力 メディアは一切報じず」と題した記事を掲載し、直後の「ニューズ・オプエド」でアンカーの上杉隆が詳細を報じた。 これは同年12月に行われることが決まっていた衆議院総選挙に向けて自民党が11月20日付で民放キー局各社に報道についての要請を文書で送付していたもので、事実上の圧力をかけたものであった。 文書には要請事項として、 「選挙時期における報道の公平中立ならびに公正の確保についてのお願い」と題し、在京テレビキー局各社の編成局長と報道局長に宛てた文書によると、2009年の民主党政権誕生時に偏向報道があったとした上で、以下の4点について要望を出している。 出演者の発言回数や時間を公平にする ゲスト出演者の選定についても中立公平を期すこと テーマについても特定の出演者への意見が集中しないよう公正を期すこと 街角インタビューなどの映像で偏った意見にならないよう公正を期すこと」 などと記載されていた。 民放キー局各社はこの文書を受け取っていながら報じず、結局ニューズ・オプエドの報道後に後追いで報じる形となった。
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