自動車によるアクセス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/16 05:16 UTC 版)
「デナリ国立公園」の記事における「自動車によるアクセス」の解説
公園へは、公園道路 (Parks Highway) からカンティシュナ (Kantishna) の鉱山キャンプへ続く148 km(92マイル)の道で行くことができる。永久凍土と周期的な凍結融解により道路を維持するのに巨額の費用を要するため、道路のごく一部(23.8 km)しか舗装されていない。個人の乗用車は、早春と晩秋しか通行が認められない。夏期は、観光客は営業許可を有するバスで公園内部に行かねばならない。 公園の全工程ナレーションつきのツアーがいくつかあり、最も人気があるのはツンドラ・ウィルダネス・ツアー (Tundra Wilderness Tour)である。ツアーは最初のタイガからツンドラを抜けて、トクラット川 (Toklat River) またはカンティシュナまでの行程である。冬はもっとよく見えるのだが、夏は約20%の確率でしか、デナリをきれいに見ることができない。道路は数箇所で数百フィートの落差がある切り立った崖のそばを走っているが、極限状態のためガードレールの設置が困難である。危険であり、ほとんどの砂利道は1車線しかないため、運転手は、急な山道のカーブを走行し、優先権のある対向するバスや公園の車に道を譲る手続きについて幅広く訓練を受けている。デナリ自体は、自動車で行くことはできない。道路は公園の東59 km(37 マイル)のところで終わっている。
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