腸管免疫とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > ヘルスケア > 医療 > 免疫 > 腸管免疫の意味・解説 

腸管免疫

私たち腸管は、食物消化・吸収する器官であると同時に巨大な免疫器官でもあります腸管内臓器官ですが、その両端位置する口腔肛門を介して外界接してます。腸管表面積テニスコート1面分にも達し体表面積100倍上であると推定されています。従って、腸管は内なる外界であり、腸管粘膜は、細菌ウイルス寄生虫化学物質などのさまざまな異物絶え曝されています。これらの異物から身を守るために発達した仕組みが腸管免疫系です。また、食事を摂ることによって腸管から吸収される栄養素への過剰な応答抑えることも腸管免疫系の重要な役割です。腸管免疫系は、1)パイエル板などのリンパ組織、2)粘膜上皮細胞その間免疫担当細胞、3)上皮の内側にある粘膜固有層免疫担当細胞から構成されています。また、腸管分布する神経消化管ホルモンなども腸管免疫系の一部として働いていることが明らかになっています。腸管免疫系では、これらの因子協力して働くことにより自然免疫系顆粒球マクロファージなど)や獲得免疫系T細胞B細胞など)が活性化されさまざまな病原体攻撃から生体を守るために役立っていると考えられています。





腸管免疫と同じ種類の言葉

このページでは「健康用語の基礎知識」から腸管免疫を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から腸管免疫を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から腸管免疫を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「腸管免疫」の関連用語

腸管免疫のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



腸管免疫のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ヤクルトヤクルト
Copyright © Yakult Honsha Co.,Ltd.All Rights Reserved.Produced by Yakult Honsha Co.,Ltd.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS