にくたいのもん【肉体の門】
肉体の門
肉体の門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/13 07:53 UTC 版)
『肉体の門』(にくたいのもん)は、田村泰次郎の小説。終戦直後の東京を舞台に、社会の混乱の中で生き抜こうとする女性たちの苦闘が描かれる。1947年、雑誌『群像』に発表されたのち、同年に単行本化され、戦後日本最初のベストセラー小説となった。同年より、「劇団空気座」による演劇版が東京で1000回を超えるロングランとなったことで作品が一躍有名になった[1]。また、発表直後からたびたび映画化された。
- ^ a b NHKラジオアーカイブス「田村泰次郎 第一回「自作朗読『肉体の門』、文学と私」(1978年10月4日収録)、2013年12月2日放送[信頼性要検証]
- ^ 尾西康充「田村泰次郎研究(一) : 「肉体の門」自筆原稿の検討」『三重大学日本語学文学』第16巻、三重大学日本語学文学研究室、2005年6月、77-84頁、CRID 1050282677912983552、ISSN 0918-4449。
- ^ 森彰英『行動する異端 : 秦豊吉と丸木砂土』TBSブリタニカ、1998年、33頁。ISBN 4484982153。 NCID BA39629078。全国書誌番号:99076223。
固有名詞の分類
- 肉体の門のページへのリンク