美術と博物館
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フェニックス市の歴史あるセントラル・アベニュー・コリダーにあるフェニックス美術館はアメリカ合衆国南西部では最大の世界の美術品を集めている。アメリカ大陸、アジア大陸、ヨーロッパ大陸、ラテンアメリカの近代現代作品およびファッションデザインを18,000点以上収集しており、その展示と国際的な展示会を開催している。1951年以来、地域社会教育の委託を受け、一年中フェスティバル、実演、独立系映画、教育プログラムを開催している。こどものために対話型スペース"PhxArtKids"、創造的写真センターとの共同で写真展示、屋外彫刻展示、およびアーカディア農場での食事も提供している。 アリゾナ州はインディアン芸術の中心としても認められており、古き時代から当代までの作品を集めた多くのギャラリーがある。やはりフェニックスにあるハード博物館はインディアン芸術の主要な美術館となっている。特徴ある展示品としてはナヴァホ族のホーガン(住居)、マリーン・アレン・ニコルズの当代宝石コレクション260点、バリー・ゴールドウォータによるホピ・カチナ人形コレクション437点、19世紀のインディアンを対象にした寄宿生学校の展示がある。この博物館には年間25万人が訪れている。 セドナ、ジェロームおよびトゥバクは新進芸術家の育つ場所として知られ、大都市や州立大学の近くでは小さなアートシーンが存在している。
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