美和神社 (笛吹市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 美和神社 (笛吹市)の意味・解説 

美和神社 (笛吹市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 11:59 UTC 版)

美和神社(みわじんじゃ)は、山梨県笛吹市にある神社国史見在社甲斐国二宮で、旧社格県社


  1. ^ 甲冑研究家の三浦一郎は同鎧の製作年代について、その製法から、武田信成信春の時期を推定している[5]
  2. ^ ただし三浦一郎は、同鎧はその形式からして信玄の元服した時期よりも新しい天正年間の作で、前田利家所用の金小札白糸素懸威胴丸具足(重要文化財・前田育徳会所蔵)など織豊政権下で活動した武将の甲冑との間に共通した製法や意匠が見られると評し、同鎧の実際の所用者を武田氏滅亡後に甲斐を治めた河尻秀隆かその周辺人物を推定している[6]。なお、同鎧の左肩部分にある削ぎ落された箇所については、秀隆絶命時の刀疵の可能性も想定される[6]
  1. ^ 「甲州二宮造立帳」美和神社文書
  2. ^ 平山優「武田勝頼の再評価」『新府城と武田勝頼』(山梨県韮崎市教育委員会、2001年)
  3. ^ 木造大物主神立像 - 国指定文化財等データベース(文化庁)、2017年5月19日閲覧。
  4. ^ a b c d e 笛吹市文化財ガイドブック (PDF) - 笛吹市、2019年12月23日閲覧。
  5. ^ 三浦一郎『甦る武田軍団 その武具と軍装』宮帯出版社、2007年5月28日、p. 7 - 13
  6. ^ a b 三浦一郎『甦る武田軍団 その武具と軍装』宮帯出版社、2007年5月28日、p. 13 - 19
  7. ^ 平山(1999)、p.384
  8. ^ 平山(1999)、p.384
  9. ^ 平山(1999)、p.384
  10. ^ 数野雅彦「山梨の食文化を記録した歴史資料について」『甲州食べもの紀行』、p.121


「美和神社 (笛吹市)」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「美和神社 (笛吹市)」の関連用語

美和神社 (笛吹市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



美和神社 (笛吹市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの美和神社 (笛吹市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS