総集編・特別編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 05:33 UTC 版)
放送時期 総集編は、前期作品は年末、後期作品は(春の)大型連休期間中の放送が、ほぼ恒例である(かつては年末に一括放送することもあった)。人気作品は、複数回放送されることもある。 2010年度までは、特別編と題して、前半のダイジェストや収録の舞台裏などをまとめた特番が放送された。 2010年前期『ゲゲゲの女房』までは基本的には1回45分を4 - 5回に分けるが、『ちゅらさん』(2001年度前期)、『どんど晴れ』(2007年度前期)は、75分×3回に分けたりするなどの例外があった。 2010年後期『てっぱん』以後は前後編2部方式を採用するようになり、2011年『おひさま』以後は、前編はいずれも放送期間中の中盤(前期は7月の海の日前後の午前中に、後期は年末年始(12月末か1月はじめ)の午前中)に先行放送し、さらに改めて前後編の完全版を、前期は10月の体育の日の午前中、後期は翌年5月の大型連休期間中の祝日の午前中にまとめて放送している。 2015年11月30日には水木しげるが亡くなったことを受け、追悼番組として同年12月5日および12日と13日に、連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の総集編(全3回)が再放送された。 2021年度下半期の『カムカムエヴリバディ』は、2021年12月に前編「安子編」を放送したのち、2022年の大型連休中に「安子編」の実質再放送、その後「るい編」「ひなた編」の3部構成(安子編とひなた編は各59分、るい編は52分)の3部作の体で放送された。 総集編のソフト化 総集編はかつて『雲のじゅうたん』(1976年度前期)、『おしん』(1983年度)など一部で制作されていた。『ふたりっ子』(1996年度後期)以降は、基本的に全作品で制作され、ほぼ全作品がNHK(発売元NEP)からビデオソフト(DVD・VHS・Blu-ray)化されている(総集編が放送されている『芋たこなんきん』では全話収録の完全版を含めて一切ビデオ化されていない)。 『ひまわり』(1996年前期)まではほぼ全作品で総集編が作られなかったため、NHKアーカイブスの番組公開ライブラリーでは各作品の最初週と最後週のそれぞれ6回分を公開し、次作『ふたりっ子』以降の作品は総集編部分のみ公開という形態になっている。 また、『NHK連続テレビ小説 朝のヒロインたち』(発売元アポロン)という、『澪つくし』までの超ダイジェスト版(全2巻)のVHSソフトもあった。
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