絹本著色富士曼荼羅図
| 主名称: | 絹本著色富士曼荼羅図 |
| 指定番号: | 1757 |
| 枝番: | 00 |
| 指定年月日: | 1977.06.11(昭和52.06.11) |
| 国宝重文区分: | 重要文化財 |
| 部門・種別: | 絵画 |
| ト書: | |
| 員数: | 1幅 |
| 時代区分: | 室町 |
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| 検索年代: | |
| 解説文: | 本図は古来盛んであった富士信仰に伴う富士山登拝禅定【とうはいぜんじよう】の光景を図絵したもので、広大な構図をよく纒め精緻に描写しており同種の曼荼羅中出色の一本であり、また点景の名所や人物など風俗画の立場からも注目され、近世盛行する参詣曼荼羅の先駆的作例としても重要である。 制作年代は本図中に描かれている浅間本宮が慶長九年(一六〇四)徳川家康による階層建築の大造営以前の状況を示しその下限が知られるが、すやり霞の形式や表現描写に室町時代後期の絵巻や風俗画にみられる手法が窺われる。 |
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