精の里【セイノサト】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7466号 |
登録年月日 | 1999年 9月 21日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精の里 よみ:セイノサト |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「宝の山」に9月咲黄色系八重混合花粉を交配して育成されたものであり,花は明緑黄色のやや大輪で,切花向きの品種である。草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈はやや高である。茎の太さはかなり太,色は緑,強さは強,中空の程度は小,摘心後の分枝性は中,側らいの発生程度は少,節間長はかなり短である。葉身長,葉幅,葉の縦横比及び葉柄の長さは中,一次欠刻はやや深,表面及び裏面の色は濃,毛じの多少,光沢度,厚さ及び硬さは中,葉柄の着生角度は上向き,たく葉の有無は殆どの葉に付着,形は深裂せず及び2深裂,大きさは中,分布状態は両側・片側混在である。花の大きさはやや大,厚みはやや高,舌状花の重ねは5列以上で露心しない,舌状花数は多,管状花数はやや少,分布は散在,長さは小である。花弁の形は舟底弁,先端の形は丸い,花弁の長さはやや大,幅は中,外花弁の表面の色は明緑黄(JHS カラーチャート2705),裏面の色は明緑黄(同2704),舌状花表面の色の分布状態は均一,外花弁の角度は上向き,花の中心部の色は外弁と同色,花たくの形は平らなドーム状,大きさは中,総ほうの大きさはやや小,花首の太さは太,長さはかなり短,生態分類型は夏秋ギク,開花の早晩性は晩である。「軍神」と比較して,茎の色が緑であること,側らいの発生程度が少ないこと,たく葉が大きいこと,舌状花の重ねが5列以上で露心しないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成4年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において,「宝の山」に9月咲黄色系八重混合花粉を交配し,5年にその実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- 精の里のページへのリンク