精の鷹【セイノタカ】(草花類)
![]() |
登録番号 | 第13678号 |
登録年月日 | 2006年 2月 27日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精の鷹 よみ:セイノタカ |
|
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「星の友」に10月咲黄色系輪ギクを交配して育成されたものであり、花は明黄色の大輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さは中、色は緑、強さは強、中空の程度は無、摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は多、節間長はやや短である。葉身長、葉幅及び葉の縦横比は中、葉柄の長さは短、葉の基部の形が凹、一次欠刻、表面の色、裏面の色、毛じの多少及び光沢度は中、厚さは厚、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは大、厚みはやや高、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多、管状花数はかなり少、分布は集中、長さは極小である。花弁の形は管弁Ⅰ、先端の形は丸い、花弁の長さはやや大、幅はやや狭、外花弁の表面及び裏面の色は明黄(JHS カラーチャート2505)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花の中心部の色は外弁と異なり黄緑色、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさは中、総ほうの大きさはやや大、花首の太さは中、長さはかなり短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「精の玉」と比較して、たく葉が小さいこと、花弁の形が管弁Ⅰのみであること等で、「精興の響」と比較して、外花弁の表面及び裏面の色が明黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「星の友」に10月咲黄色系輪ギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- 精の鷹のページへのリンク