精君【セイクン】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7186号 |
登録年月日 | 1999年 4月 15日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精君 よみ:セイクン |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 4月 16日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「日輪」に6月咲黄色系混合花粉を交配して育成されたものであり,花は明緑黄の大輪で切花向きの品種である。草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈は高である。茎の太さはやや太,色は赤紫,強さは強,中空の程度は小,摘心後の分枝性はやや多,側らいの発生程度は多,節間長は中である。葉身長はやや長,葉幅はやや広,葉の縦横比は中,葉柄の長さは長,一次欠刻は深,表面の色,裏面の色,毛じの多少,光沢度,厚さ及び硬さは中,葉柄の着生角度は上向き,たく葉の有無は殆ど無である。花の大きさは大,厚みは中,舌状花の重ねは5列以上で露心しない,舌状花数はかなり多,管状花数はかなり少,分布は集中,長さは極小,花弁の形は舟底弁,先端の形は丸い,長さは大,幅はやや広,外花弁の表面の色は明緑黄(JHS カラーチャート2705),裏面の色は明緑黄(同2704),舌状花表面の色の分布状態は均一,外花弁の角度は上向き,花の中心部の色は外弁と同色,花たくの形は平らなドーム状,大きさ及び総ほうの大きさは大,花首の太さはかなり太,長さはやや短,生態分類型は夏ギク,開花の早晩性は晩である。「精祝」と比較して,舌状花数が多いこと,外花弁の表面の色が明緑黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成4年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において,「日輪」に6月咲黄色系混合花粉を交配し,6年にその実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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