簸上鉄道時代の車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 09:17 UTC 版)
鉄道省に引き継がれた車両は蒸気機関車5両、客車10両、貨車138両である。 蒸気機関車 1・2 - 1915年に鉄道院より払下げられた120形(121, 123)。2は国有化以前の1926年に加悦鉄道に譲渡された。1の国有化後は120形(121)に復帰。 2(2代目) - 1933年に日本車輌製造で新製した。国有化後は3040形(2代)(3040)。 3 - 1916年に鉄道院より払下げられた5形(5)。国有化前に廃車された。 4 - 1919年に鉄道院より払下げられた1040形(1045)。国有化後は1040形(1045)に復帰。 5・6 - 1923年に日本車輌製造で新製した。国有化後は1260形(1260, 1261)。 客車はすべて木製ボギー客車 ホロハ1・ホロハ2 - 1916年に日本車輌製造で新製した。国有化されコロハ1620、コロハ1621となり1937年に出石鉄道に払下げる。 ホロハ3 - 1924年に日本車輌製造で新製した。国有化されコロハ1622となり1937年に出石鉄道に払下げる。 ホハ5 - 1916年に日本車輌製造で新製した。国有化されコハ2471となり1937年に温泉電軌に払下げる。 ホハ6 - 1918年に日本車輌製造で新製した。国有化されコハ2472となり1937年に温泉電軌に払下げる。 ホハ4、ホハ7 - ホハ10 - 日本車輌製造で新製した。国有化された後、コハ2470、コハ2473 - コハ2476となり金名鉄道へ2両、金石電気鉄道へ3両払下げ。 貨車 ワ7 - ワ39 - 10トン積み有蓋車。国有化されワ1形(ワ9317 - ワ9349)となる。 ワブ107 - ワブ110 - 10トン積み有蓋緩急車。国有化されワフ7700形(ワフ7700 - ワフ7703)となる。 ワフ111 - ワフ114 - 10トン積み有蓋緩急車。国有化されワフ7700形(ワフ7704 - ワフ7707)となる。 カ401 - カ404 - 10トン積み家畜車。国有化されカ1形(カ240 - カ243)となる。 ト220 - ト306 - 10トン積み無蓋車。国有化されト1形(ト4767 - ト4853)となる。 リ303 - リ308 - 10トン積み土運車。国有化されリ1800形(リ1800 - リ1805)となる。 車両数の変遷年度機関車客車貨車有蓋無蓋1916-1917 3 5 12 21 1918 3 6 12 21 1919 4 6 15 28 1920 4 6 20 36 1921 4 6 35 56 1922 4 6 42 61 1923 5 6 45 53 1924-1925 5 10 45 53 1926-1927 4 10 45 53 1928-1932 4 10 45 93 1933 5 10 45 93 鉄道院鉄道統計資料、鉄道省鉄道統計資料、鉄道統計資料各年度版
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