第5回十字軍とは? わかりやすく解説

第5回十字軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/26 06:09 UTC 版)

第5回十字軍(だい5かいじゅうじぐん、1217年 - 1221年)は、ローマ教皇主導で行われた最後の十字軍アイユーブ朝の本拠地エジプトの攻略を目指しダミエッタ(ディムヤート)の占領に成功したが、カイロ攻略に失敗し占領地を返却して撤退した。


  1. ^ タート『十字軍』、190頁
  2. ^ 笈川博一『物語エルサレムの歴史』(中公新書, 中央公論新社, 2010年7月)、151頁
  3. ^ ハラム『十字軍大全 年代記で読むキリスト教とイスラームの対立』、409頁
  4. ^ a b c タート『十字軍』、124頁
  5. ^ 橋口『十字軍騎士団』、228頁
  6. ^ ハラム『十字軍大全 年代記で読むキリスト教とイスラームの対立』、414頁
  7. ^ 橋口『十字軍騎士団』、228-229頁
  8. ^ 牟田口義郎『物語中東の歴史 オリエント五〇〇〇年の光芒』(中公新書, 中央公論新社, 2001年6月)、156-157頁


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第5回十字軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 14:42 UTC 版)

十字軍」の記事における「第5回十字軍」の解説

詳細は「第5回十字軍」を参照 1218年 - 1221年 教皇ホノリウス3世呼びかけ応じたハンガリー王アンドラーシュ2世オーストリアレオポルト6世らがエルサレム王国国王ジャン・ド・ブリエンヌらとアッコン合流しアンドラーシュ2世帰国したものの、レオポルトジャンらはイスラム本拠であるエジプト攻略目指した。1218年エジプト海港ダミエッタ包囲し1219年攻略。ここでアイユーブ朝側は旧エルサレム王国領の返還申し出たのだが、あくまでも戦闘続けエジプトの首都カイロ落とそうとする枢機卿ペラギウスレオポルトジャン対立しレオポルトジャン帰国1221年には神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世からの援軍を受け攻勢出たが、エジプト軍打ち破ることができず大敗しペラギウスら残る全軍捕虜となって十字軍失敗終わった

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第5回十字軍

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アンドラーシュ2世 (ハンガリー王)」の記事における「第5回十字軍」の解説

ガリツィアへの干渉並行してアンドラーシュハンガリー南部国境地帯を巡るブルガリア帝国との領土問題解決着手した1214年ハンガリー軍ブルガリア領のベオグラードとブラニチェヴォを占領する同年ローマ教皇仲介アンドラーシュブルガリア和睦し後年ヴィディンブルガリア皇帝ボリル対す反乱起きた時には反乱の鎮圧支援した1215年2月アンドラーシュラテン帝国皇帝アンリ・ド・エノー英語版)の姪ヨランド結婚した。翌1216年アンリ没した時、アンドラーシュラテン帝国帝位に就こうと試み教皇歓心を得るために十字軍への参加決意したハンガリー兵士パレスチナに送るため、ヴェネツィア共和国協定交わしハンガリー領有するザラザダル)の支配権譲渡引き換え港湾利用権を得る。1217年8月23日アンドラーシュ率いハンガリー軍スプリト中東行きの船に乗り込み10月9日一行キプロス島上陸し、さらにアッコン向かって出航した11月10日ヨルダン川沿岸ベツサイダハンガリー軍エジプトアイユーブ朝のスルターン・アル=アーディルの軍に勝利を収め敗れたアイユーブ軍は城砦と町に退却した。しかし、投石器と弩がアンドラーシュ元に期日通り届かずハンガリー軍アイユーブ軍が立て籠もるレバノンタボル山攻めあぐねた1218年1月アンドラーシュハンガリー帰国する教皇ホノリウス3世アンドラーシュ働き満足せずアンドラーシュラテン帝位獲得失敗に終わる。結局教皇ヨランドの父であるピエール2世・ド・クルトネーラテン皇帝擁立した帰国途上アルメニア王レヴォン2世英語版)、ニカイア皇帝テオドロス1世ブルガリア皇帝イヴァン・アセン2世交渉し婚姻取り決めたニカイア滞在中、アンドラーシュニカイア宮廷移っていた従兄弟に命を狙われるが、暗殺未然防がれた。

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