第48回総選挙
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「立憲民主党 (日本 2017)」の記事における「第48回総選挙」の解説
第48回衆議院議員総選挙では、共産党・社民党、無所属で立候補した旧民進党議員を含めて選挙区調整 を行なった結果、全小選挙区289のうち249選挙区で野党3党の一本化が行なわれた。10月9日、枝野はTBSテレビの番組にて行われた党首討論の中で、「他党と連立し政権を担うことは、どの党とも考えていない」「政権を組むには、より幅広く包括的に一致しないと回っていかない」と話した。 10月10日、総選挙公示。立憲民主党からは前職15人全員を含む78人(内訳は民進党出身者56人・自由党出身者2人・その他新人など20人)が立候補した。選挙期間中は、代表の枝野による街頭演説に数千人の聴衆が集まるなど注目が集まった。演説者と聴衆が一体となる会場づくりや、SNSを活用した情報発信にも工夫をこらし、公式Twitterのフォロワー数は国政政党において最多の19万人以上となった。 10月22日、総選挙執行。立憲民主党と希望の党の獲得議席数は以下のとおり。 党派獲得議席小選挙区比例代表立憲民主党 55 18(追加公認1人含む) 37 希望の党 50 18 32 立憲民主党は計55議席と飛躍。野党第一党となった。なお、立憲民主党は比例東海ブロックで本来、5議席を獲得するはずだったが、名簿に4人の名前しか残っていなかったため、1議席分を自民党に譲渡した(この結果、自民党は東海ブロックの割り当てが7議席から8議席に増え、田畑毅が当選した)。 出口調査で支持政党と答えた割合は1割以下にとどまったものの、無党派層を対象とした調査では、読売新聞調査では30%、NHK調査では30%、時事通信社調査では28% が立憲民主党に投票したと答えた。枝野は「国民の声をしっかりと受け止める仕組み作りを、勝ち上がった仲間と一緒に早急に進めていきたい」と述べた。
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第48回総選挙
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「希望の党 (日本 2017)」の記事における「第48回総選挙」の解説
10月22日、投開票。希望の党と立憲民主党の獲得議席数は以下のとおり。 党派獲得議席小選挙区比例代表希望の党 50 18 32 立憲民主党 55 18(追加公認1人含む) 37 野党第一党は、55議席を獲得した立憲民主党となった。なお、立憲民主党は比例東海ブロックで本来、5議席を獲得するはずだったが、名簿に4人の名前しか残っていなかったため、1議席分を自民党に譲渡した(この結果、自民党は東海ブロックの割り当てが7議席から8議席に増え、田畑毅が当選した)。 小池が知事を務める東京都内では希望の党は小選挙区で1勝(長島昭久の東京21区のみ)23敗であった。結党メンバーのうち、若狭勝(東京10区)のほか、横山博幸、木内孝胤、鈴木義弘、福田峰之、野間健が小選挙区・比例代表いずれも落選。また、民進党から移籍した要職経験者のうち馬淵澄夫元国土交通大臣、松野頼久元内閣官房副長官らが議席を失った。 小池は当日は公務でパリに出張しており、各社の取材に対し「非常に厳しい結果だ」と述べていた。 選挙後に行われた両院議員懇談会において、惨敗の責任は小池にあるとし、小池に対して代表の引責辞任を求める声も出た。それに対し小池は「創業者としての責任がある」と述べ、代表を続投する考えを表明した。
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